この記事はMOSH Advent Calendar 2023 11日目の記事です。

ビジネスDivでセールス&事業開発をしている飯澤です。

目次

はじめに

私がMOSHに入社したのは2022年10月ですが、この1年の間でGMVは2倍以上となりました。目標として追いかけていたGMVを達成するために組織として試行錯誤を多くしてきた1年間でした。

私個人としても成果をあげるために色々なことを考えてきましたが、スタンスや価値観についてメンバーと話す機会があったので、私自身が ”成果をあげるために大事にしていること” について書いてみたいと思います。営業に関わらない皆さんにも営業組織の理解やこのチームでどのような動きをしているか理解してもらえたら嬉しいです。

成果をあげるための自分の源泉

突然ですが、私は大学時代にアルバイト先の先輩からスロットを教わりました。このスロットの勝ち方を教えてもらった経験は「成果をあげる」ということを理解するにあたり影響を大きく受けた原体験に思います。 スロットの台には基本的に1〜6まで6段階の設定があり、高い設定数値の台を打てれば中長期的に見て勝ち続けられる確率が高まります。高設定の台はどの店舗にある訳でもなく、毎日同じ位置にあるものでもありません。そのため”どの店舗に行き”、“どの台を打つか”、”どの台は打たないべきか”、”いつ打つことを辞めるべきか”、”どの日程を選んで打つか” を考え、検証し、行動することが重要でした。

書き始めると止まらなくなってしまうためこの場ではここで留めますが、何よりとことん勝ちに拘ってスロットをしていた記憶と自信があります・・

社会人になってからは、インターネット広告の運用という領域でも成果を出すための考えを培った大きな原体験をしました。広告運用をする中で、どのターゲットに出すのか、どのクリエイティブでクリックされるのか、どのクリエイティブだったらLPまでたどり着くのか、どんなLPコンバージョンされるのかということを、ひたすらにデータを見ながら細かく分析しました。これにより、コンバージョンを増やす方法やCPAを下げる方法を見つけ、広告効果を高めることができました。

(今でこそAIによる運用で効果改善が比較的少コストで可能な時代になりましたが、当時はKW入稿や入札単価設定などで毎日数千行・数万行のcsvデータを触り管理画面に入稿していました)

広告運用を行っていく中で、自分がコントロールできる要素とコントロールできない要素があることを認識し、その中でどうすれば効果改善に繋がるのかをひたすらに考えて検証していました。 例えば、どのようなターゲット層に出会うか、どのようなメッセージを表示されられるかといったことはある程度コントロールすることが可能です。一方で、どのような感情で広告をクリックし、申込みボタンを押すかなど、直接目の前で見ることのできないユーザーの反応は自分の手の届かないところにあります。

インターネット上に私が入稿した広告がユーザーと出会い、出会ったユーザーがどのようなことを考え、どのように意思決定をしていくかという部分は、予め固定値として定義されているものはなく、検証することで多くの発見があり、傾向を掴むことが楽しくのめり込んでいきました。